献灯使

多和田葉子さんが、東日本大震災にインスパイアされて、核をテーマにブラックユーモア風に世界を描いた作品で、2018年に全米図書賞を受賞している。ところで、コロナの時代を多和田さんは、世界の国が試されている時代だと語っている。経験したことのないことが次々に起こる中で、各国の政府や自治体はどういう対応をしているのか、多和田さんらしい達観した見方だ。

なんだか落ち着かない時代、眠れない夜は多和田さんのちょっと冷めたファンタジー小説を読むとピッタリかもしれない。

ドイツの風景

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